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2013年5月11日 (土)

冤罪死刑

この緒川怜の作品「冤罪死刑」を読んでいて、小説を書くというのは、とても難しいなあと思った。

テーマ、構成、ストーリー、最後の展開、緻密さ、すべてとてもうまく描かれていて、最初から最後まで本当に楽しめた。お勧めの1冊には間違いない。

とても難しいなあと感じたのは、この作品で物足りなさを挙げるとすれば、冤罪とか死刑とか、とても重いテーマを扱っているが、その重さに比べて、文章の重厚さがほんの少し足りないように思えるのだ。このテーマを扱うのなら、例えば、「64(ロクヨン)」的な圧力が必要ではないかと思えるのだ。

テーマ、ストーリーと文章の重さのバランスが緊張感を持って保たれると、もっと傑作になるような気がする。

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コメント

では、ご自身で素晴らしい、完璧な小説をお書きになってください。 
これだけのことが言えるのなら、さぞかし素晴らしい小説がお書きになれるのでしょうから。
ネット上の匿名の〝書評〟を目にするたび、作家はみな、こんなふうに思っています。
 自分でやってみろ。
 失礼します。
 

投稿: 緒川と申します | 2013年6月13日 (木) 02時32分

 たいへん失礼しました。
 本当に申し訳ありません
 普段、ネットの反応はまったく見ないようにしているのですが、つい見てしまって。
 虫の居所がとても悪く、言葉が過ぎました。
 それを言ったらおしまいです、ね。
 これは言い訳になりますが、本が売れなくて、作家も本当にたいへんなのです。
 冤罪死刑を書いて、手取り50万。二年半を費やして。
 これでは、とてもやってられません。
 この国には言論の自由がありますから、どうぞご自由に批評していただいてけっこうです。
 たいへん参考になりました。
 精進させていただきます。
                          緒川拝

投稿: 緒川と申します | 2013年6月14日 (金) 21時34分

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